協会について

会長ご挨拶

任意深度定着型仮締切工法協会は、工法の普及、技術の向上と発展を図ることを主な目的として、開発元の第一建設工業株式会社が中心となり、2023年2月に設立されました。

任意深度定着型仮締切り工法とは、主に水中に位置する橋脚の補修・補強のための仮締切り工法です。

本工法は、従来の鋼矢板等を使用した仮締切り工法に比べ、仮締切り設備の省力化・小規模化により仮設工事の工期短縮やコストダウンを図ることを目的に開発したものです。
「任意深度定着型仮締切り工法」と表現しているように、既設橋脚外周の任意の高さ（深さ）で仮締切り設備を固定してドライな空間を構築するため、鋼矢板工法のように河床条件（地盤の硬さ、護床工など）に影響されることも無く、さらに大型重機械作業も不要となります。更には、部材を分割化することで人力施工が可能となりました。

任意深度定着型仮締切工法協会では、今後とも更に実績を積み重ね、技術の蓄積・品質の向上に努めていく所存でございますので、皆様方のご指導・ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

なお、当協会は、本技術による計画や実施に関するご質問、ご要望にお答えできるように、協会を窓口として、皆様のご期待に応じられるような体制をとっておりますので、ご利用いただければと存じます。

任意深度定着型仮締切工法協会
会長　大友　国儀